カテゴリー「リスク教育」の記事

静岡県警人身安全少年課の監修のもと「依存防止」のための教材を開発

2025年11月4日 / お知らせ, リスク教育, 共同研究, 情報モラル教育

静岡大学教育学部塩田研究室は,静岡県警人身安全少年課の監修のもと「いろいろな依存について考えてみよう」を開発し,11/4(火)より無料で公開いたしました。

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近年、SNSやゲームなどへの依存をはじめ、薬物、ギャンブル、アルコール、ニコチンなどの依存が若年層において課題とされています。一方、こうしたさまざまな依存についての教育は「危険性を伝えて怖がらせること」にとどまりがちで、生徒にとって「自分とは関係のない話」と受け取られてしまうという課題がありました。

そこで塩田研究室では、静岡県警と連携し、子どもたちが“自分ごと”として依存について学ぶことのできる新しい教材を開発しました。本教材では、まず「やめようと思ってもやめられないこと」を選択肢から選ぶ導入ワークを行い、その後、「依存症とはどのようなものか」を理解する基礎パートへ進みます。さらに、薬物、ギャンブル、インターネットとゲーム、アルコール、ニコチンの5つのテーマの中から選んで学べることが大きな特徴です。

各テーマでの学習は「いつ」「どこで」「誰に」「どのように」「なぜ」といった問いを通して、誘われる・巻き込まれる場面を想像しながら考えることができるよう工夫されています。これにより、生徒が自分の生活に引き寄せて考え、学ぶことを目指しています。

教材(PDF形式)は以下よりダウンロードしてお使いいただけます。

いろいろな依存について考えてみよう2025_ワークシート
いろいろな依存について考えてみよう2025_ガイドブック

教材を学校以外で利用する際は,出典を明記してお使いください。また,教材を改変してお使いいただく場合には,お問い合わせフォームからご一報ください。

リスクへの自覚を促す教員研修教材シリーズ第3弾「児童生徒との不適切な関係のリスクver.」を開発

2025年9月3日 / リスク教育, 共同研究

国立大学法人静岡大学 教育学部 塩田研究室(准教授:塩田 真吾)は、国立大学法人鹿児島大学 大学院教育学研究科 髙瀬研究室(助教:髙瀬 和也)、鹿児島県教育委員会と共同で、リスクへの自覚を促す教員研修教材シリーズの第3弾として、「児童生徒との不適切な関係のリスク」を題材とした教員研修教材を開発し、研修などで利用できる教材一式の無償提供を9月3日より開始しました。

昨今、教員グループが盗撮により逮捕されるなど、わいせつ行為に関連する教員不祥事が発生しており、学校現場での服務研修が喫緊の課題となっております。
このような状況を踏まえて三者は、学校教員が児童生徒との不適切な関係に陥る入口となる、「私的な連絡先を交換してしまう場面」を取り上げ、どのような条件や環境が揃うとリスクが高まるのかを自分事として考えてもらうための教材を公開しました。
当シリーズは鹿児島大学髙瀬研究室と静岡大学塩田研究室が開発し、鹿児島県教育委員会が監修しています。

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教員のリスクに対する自覚意識を育むべく、すべての学校の先生方や教育関係者の皆様に、広くご活用いただけますと幸いです。

第3弾「児童生徒との不適切な関係のリスクver.」のワークシート教材は、こちらよりダウンロードしてお使いいただけます。

これまでのリスクへの自覚を促す教員研修教材シリーズ(シリーズ第1弾「導入&飲酒運転のリスクver.」,第2弾「職員間ハラスメントのリスクver.」,第0弾「教員のライフキャリアとリスクver.」)は、こちらよりダウンロードしてお使いいただけます。

LIXILと共同で「リスクのものさし」を活用した安全教育プログラムを開発

2025年7月1日 / お知らせ, リスク教育, 共同研究

静岡大学教育学部塩田研究室は、株式会社LIXIL(以下LIXIL)ならびに早稲田大学スポーツ科学学術院の安永太地助教と共同で、小学生が「けがのリスク」を理解し、自ら予測し回避する力を育むことを目的とした安全教育プログラム「楽しく安全に遊ぶために『けがのリスク』を考えてみよう」の開発に取り組みました。
 
■取り組みの背景
学校現場では、自然災害、事件・事故、SNS利用など様々な危機事象が発生しています。こうした背景から、第3次学校安全の推進に関する計画では、全ての児童生徒等への「危険を予測し、回避する能力」の育成とその「教育方法」の必要性が指摘されています。
他方で、学校のけがに関連する実践研究を、リスク特定、リスク評価、リスク対応の3観点で整理すると、リスク特定、リスク対応に関する実践研究は多くの研究がみられますが、リスク評価を育成するための教材が十分ではありません。そこで本研究では、児童の「リスク評価の力」の育成を目指した教材を開発しました。
 
■本教材「楽しく安全に遊ぶために『けがのリスク』を考えてみよう」のポイント
ポイント①「リスクのものさし」を使ってリスクを評価する
本教材では、リスクのものさし教材(図1)を使用して児童がけがのリスクを具体的に見積もることができるように設計されています。今回は、体のリスクに着目します。体(けが)へのリスクは、レベル0(けがしない)からレベル4(命の危険がある)までの5段階ではかることができ、児童が「けがのリスク」の大きさを視覚的に理解しやすくなっています。このプロセスを通して、リスクに対する意識を深めることができます。
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ポイント②「リスクの増大要因」を理解する
リスクを正確に見積もるためには、時間の経過や環境の変化によってリスクがどのように増大するかを学ぶことが必要です。本教材では、昼休みの前半・中間・後半にわたる時間経過を示す3つのイラストを用いて(図2)、環境の変化(例:遊びの場所の混雑や球技との接近など)に気づけるよう工夫されたワークを取り入れています。このワークにより、児童はリスクの増大要因を把握し、リスクを予測する能力を高めます。
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■本教材のご利用について
教材はこちらよりダウンロードしてお使いいただけます。
(zip形式のフォルダ内に、授業スライドとワークシート、指導書がPDF形式で入っております)
 
リスクのものさし教材はこちら
 
■LIXIL担当者のコメント
LIXILは、消費者の製品安全に対する意識を高め、家庭内の事故防止につなげるため、さまざまな啓発活動を行っています。特に家庭内で起こりやすい事故は、長期使用や誤使用によるものです。こうした事故を減らすため、家族のネットワークを通じた安全意識の向上を目指しています。LIXILは、2014年から出前授業「家の中の安全を考えよう~安全教育授業プログラム~」を開始し、子どもたちが家庭内に潜む危険について学び、事故防止策を自ら考え、行動できるよう促しています。このプログラムは全国の学校で実施され、2025年3月末時点で延べ275校、約17,200名の子どもたちが参加しました。

今後はさらなる浸透を目指し、子どもたちがより安全を「自分ごと」として捉えられるよう、新教材を通じて意識向上を図っていきます。子どもたちが教材に興味を持つことで、楽しみながら安全に関する知識を学び、家庭内で共有してくれることを期待しています。
LIXILは、これらの活動を通して製品事故の減少に貢献し、ひいては事業の成長にも繋げていきます。

(社)プロフェッショナルをすべての学校に

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人生を楽しむキャリア教育プロジェクト

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【共同研究】人生を楽しむ「余暇図鑑」

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【共同研究】教員のライフキャリア図鑑

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【共同研究】GIGAワークブック

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【共同研究】静岡県警 × 塩田研

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【共同研究】スクールエンジニア検定

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保護者向け・家庭懇談会向け情報モラル教材

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【共同研究】小中向け 情報セキュリティ教材

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【共同研究】 福井大小林研 × 塩田研

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【共同研究】アイケアプログラム

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特別支援教育向け情報モラル教材

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【共同実施】エスパルス × 塩田研究室

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