LINEとの共同研究の成果「小中学生向け情報モラル教材」を配布開始

2014年11月22日 / お知らせ, 共同研究, 情報モラル教育

line_2014
塩田研究室では,LINE株式会社と共同で,インターネットとの上手な付き合い方やコミュニケーション方法について“自ら考える”啓発教育を行うことを目的にした情報モラル教材の開発に関する研究を行っておりますが,この度,教材が完成しましたので, 全国の教員向けに無料での配布を開始いたしました。

以下,LINEのリリースより転載いたします。

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LINEでは、近年のインターネットやスマートフォンの急速な普及の中で、正しい知識を持たない若年層のトラブルが増えている背景を踏まえ、インターネットとの上手な付き合い方やコミュニケーション方法について“自ら考える”啓発教育を行うことを目的に、今年4月より教育工学や授業デザインを専門とする静岡大学教育学部学校教育講座講師 塩田真吾氏を研究代表者として小中学生向け情報モラル教材の共同開発を行ってまいりました。(参考URL: http://linecorp.com/press/2014/0521741 )

その後、5月より本教材を元に、佐賀県や岡山県などの小中学校でテスト授業を行い、実施した学校の教職員から得た授業に対する意見や改善点などをもとに教材のアップデートを繰り返した結果、現教材に対し教職員から一定の評価が得られたことから、この度、全国の小中学校で実施できるよう教材をパッケージ化し、希望する学校を対象に配布いたします。

提供する教材内容は、「あなたがクラスメイトから連絡があると『遅いな』と思うのは何時から?」や「あなたがクラスの友達に言われて「嫌だな」と感じるのはどれ?」といった議題に関して、あらかじめ子ども一人一人に配布された5枚セットのカードを使いながらディスカッションするなど、子どもたち自らインターネットとの上手な付き合い方や適切なコミュニケーション方法を考える機会を創出する内容となっています。また、教材パッケージが届いてすぐに教職員の方々が使えるよう、指導者用のガイドブックもパッケージに付属しております。

<教材パッケージ内容>
1.『「楽しいコミュニケーション」を考えよう!』スライド教材
2.カード
3.ワークシート
4.指導者用ガイドブック

なお、教材の申し込みは本日よりオープンした特設ページ( http://line.me/safety/ja/workshop.html )から可能となっており、また、各学校でご要望があればLINE株式会社の社員によるデモンストレーション授業も実施いたします。

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ぜひ,全国の先生方にご活用いただき,多くの子どもたちがネット上でのコミュニケーションについて考えるきっかけになることを願っています。

教材の申し込みはこちらから。

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