LINEとの共同研究の成果「楽しいコミュニケーション」を考えよう!(第3弾「リスクの見積り編」)を配布開始
2016年12月7日 / お知らせ, 共同研究, 情報モラル教育
塩田研究室では,2014年度よりLINE株式会社と共同で,インターネットとの上手な付き合い方やコミュニケーション方法について“自ら考える”啓発教育を行うことを目的にした情報モラル教材の開発に関する研究を行っておりますが,この度,第3弾「リスクの見積り編」の教材を全国の教員向けに無料での配布を開始いたしました。
「当事者としての自覚」(第1弾・第2弾)の次のステップとなる教材になりますので,ぜひご活用ください。
以下,LINEのリリースより一部転載いたします。
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このたび公開した新教材では、「当事者としての自覚」の次のステップとして、自ら危険(リスク)を予想し、それらを回避する力を育てる「リスクの見積り」をテーマとした教材を開発いたしました。ワークで使用するカードでは、LINEのグループトークの内容を見ながらリスクを判断していく形式となっており、より現実に近いシチュエーションでどう判断し、どう感じるのかを体験できる形となっています。
安全工学の分野で研究されるKYT(危険予知/危機予測トレーニング)の手法を取り入れ、子どもたちがネット上のコミュニケーションに起因する危険を予想し、それがどの程度危険なのかというリスクの見積もり力を高めるワークを行うことで、それらを回避する力を育てる内容になっています。
■教材概要
名称:「楽しいコミュニケーション」を考えよう!「リスクの見積り」編
対象年齢:中学生~高校生
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教材のダウンロードはこちらから。
なお,本教材のポイントをまとめましたので,ぜひご覧頂き,ご活用いただければ幸いです。