LINEとの共同研究の成果「楽しいコミュニケーション」を考えよう!(第2弾)を配布開始
2015年12月8日 / お知らせ, 共同研究, 情報モラル教育
塩田研究室では,2014年度よりLINE株式会社と共同で,インターネットとの上手な付き合い方やコミュニケーション方法について“自ら考える”啓発教育を行うことを目的にした情報モラル教材の開発に関する研究を行っておりますが,この度,第2弾の教材が完成しましたので, 全国の教員向けに無料での配布を開始いたしました。
以下,LINEのリリースより一部転載いたします。
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昨年、情報教育を専門とする、国立大学法人静岡大学教育学部准教授 塩田真吾氏を研究代表者として共同研究・開発した小中学生向け情報モラル教材「楽しいコミュニケーション」を考えよう!の第2弾です。自分と他人の“違い”にフォーカスをあて、これまで全国の小中学校で実施したワークショップ授業を通して得た知見・経験と、教職員からの意見、および当社が2014年10月~2015年3月に実施したアンケート結果をもとに、教材を再開発いたしました。
各教材は、問題を自覚させてネットの特性を考える「基礎」とトラブルが起きた場合の対応を考える「応用」の2つのパートで構成され、5枚のカードを用いてグループでディスカッションを行い、子どもたち自らがネットとの上手な付き合い方やネット上での適切なコミュニケーション方法を考える機会を創出する内容となっています。
―各教材のテーマ:
・基本編・・・「あたりまえ」の「ちがい」を考えよう
・悪口編・・・「ネットで悪口を言わない」を考えよう
・使いすぎ編・・・ 「ネットを使いすぎない」を考えよう
・写真編・・・「不適切な写真を公開しない」を考えよう
―教材の対象年齢:
・基本編:小学4〜6年生、中学生推奨
・悪口編:小学5〜6年生、中学生推奨
・使いすぎ編:小学5〜6年生、中学生推奨
・写真編:中学生、高校生推奨
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教材のダウンロードはこちらから。
なお,本教材のポイントをまとめましたので,ぜひご覧頂き,ご活用いただければ幸いです。