カスペルスキーと静岡大学、小中学生の情報モラルに関する共同調査結果を発表
2016年5月25日 / お知らせ, 共同研究, 情報モラル教育
私の研究室と株式会社カスペルスキーとの共同研究の成果である「情報モラル診断サービス」に関する調査結果を公表しました。本サービスは,検定結果を元に教員が実情に沿った指導を行うことを目的に,両者が共同で開発・展開しており,全国の多くの小中学校でご活用いただいております。
本調査の結果、インターネットの利用頻度が高いほど情報モラル全般の知識が多いこと、小学生は情報モラル全般において知識の個人差が大きく、特に「セキュリティ」に関する知識に大きな差があることなどが明らかになりました。
また、都道府県別では、小学生は佐賀県、茨城県、中学生は栃木県、沖縄県、岡山県は、「セキュリティ」に関する知識の個人差が小さく、上位を占めました。上記の県は、文部科学省が昨年10月に発表した「平成26年度 学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」※2 においても「情報モラルなどを指導する能力」で上位となっています。
詳しくは,こちらのリリースを御覧ください。