静岡県警人身安全少年課の監修のもと「依存防止」のための教材を開発
2025年11月4日 / お知らせ, リスク教育, 共同研究, 情報モラル教育
静岡大学教育学部塩田研究室は,静岡県警人身安全少年課の監修のもと「いろいろな依存について考えてみよう」を開発し,11/4(火)より無料で公開いたしました。

近年、SNSやゲームなどへの依存をはじめ、薬物、ギャンブル、アルコール、ニコチンなどの依存が若年層において課題とされています。一方、こうしたさまざまな依存についての教育は「危険性を伝えて怖がらせること」にとどまりがちで、生徒にとって「自分とは関係のない話」と受け取られてしまうという課題がありました。
そこで塩田研究室では、静岡県警と連携し、子どもたちが“自分ごと”として依存について学ぶことのできる新しい教材を開発しました。本教材では、まず「やめようと思ってもやめられないこと」を選択肢から選ぶ導入ワークを行い、その後、「依存症とはどのようなものか」を理解する基礎パートへ進みます。さらに、薬物、ギャンブル、インターネットとゲーム、アルコール、ニコチンの5つのテーマの中から選んで学べることが大きな特徴です。
各テーマでの学習は「いつ」「どこで」「誰に」「どのように」「なぜ」といった問いを通して、誘われる・巻き込まれる場面を想像しながら考えることができるよう工夫されています。これにより、生徒が自分の生活に引き寄せて考え、学ぶことを目指しています。
教材(PDF形式)は以下よりダウンロードしてお使いいただけます。
いろいろな依存について考えてみよう2025_ワークシート
いろいろな依存について考えてみよう2025_ガイドブック
教材を学校以外で利用する際は,出典を明記してお使いください。また,教材を改変してお使いいただく場合には,お問い合わせフォームからご一報ください。











































