カテゴリー「情報モラル教育」の記事

静岡市・静岡大学・LINEが共同で「しずおかSNSマナーアップ共同研究プロジェクト」を立ち上げ

2016年10月12日 / お知らせ, 情報モラル教育

静岡市教育委員会(所在地:静岡県静岡市、教育委員長:伊藤嘉奈子)と、国立大学法人静岡大学(所在地:静岡県静岡市、教育学部長:菅野文彦)およびLINE株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:出澤 剛)は、「しずおかSNSマナーアップ共同研究プロジェクト」を立ち上げることとなりましたので、お知らせいたします。

なお、企業による講習を受けた教育学部生を学校に派遣する、産学官共同での小・中学生向け情報リテラシー・情報モラル教育は、全国初の取り組みとなります。

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本プロジェクトは、三者連携のもと、児童・生徒のインターネットの適正な利用に向けた効果的な指導法や教材等の研究及び開発に取り組み、学校における情報リテラシーや情報モラルに関する教育の充実を図ることが目的です。

具体的な取り組み内容としては、従来、学校の教員によって指導されていた情報リテラシー・情報モラル教育を、静岡大学教育学部の学生が行います。学生は、大学で学んでいる指導法に加え、LINE株式会社が全国で累計約2,800回行っている児童・生徒のインターネットの適正な利用に向けた啓発活動を通じて得た知見・経験をもとにした指導者講習プログラムを受講し、派遣要請を受けた静岡市立の小・中学校にて授業を行います。

授業では、LINE株式会社と静岡大学が共同開発した教材等も活用し、児童・生徒が主体的に考える授業を展開するため、静岡市の小・中学生は、自己の課題の発見や当事者意識を醸成する実践的な情報モラル教育を受ける機会を得ることができます。

詳しくは,リリースをご覧ください。

NHK「いじめをノックアウト」で「LINEのトラブルをさけるには?」が放映

2016年8月27日 / お知らせ, 共同研究, 情報モラル教育

私も出演させていただいたNHK「いじめをノックアウト」で「LINEのトラブルをさけるには?」が放映されています。

今回のテーマは,「(リスクの)予想」です。これまでの情報モラル教材では,トラブルが起きた事例を扱う教材が多くありましたが,今回の授業では,「これからどうなるか」を考えさせる内容になっています。特に,LINEのグループトークを取り上げ,「グループで発言していない人」(観衆・傍観者)のことも考える内容になっていますので,ぜひご覧ください。

特に,「みなみの考え」の中で高橋みなみさんが語った「LINEのグループに参加する前に知っておきたいポイント」は,今後の参考になると思います。

イノベーション・ジャパン2016に出展しました

2016年8月27日 / イベント, 共同研究, 情報モラル教育

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8/25(木)と8/26(金)に東京ビッグサイトで開催された大学の研究成果の展示会「イノベーション・ジャパン2016-大学見本市」に出展しました。

私の研究室では,情報通信の分野で,「情報モラル・情報セキュリティの効果的な指導方法に関する研究」について酒井郷平学術研究員が発表させていただきました。
当日は,多くの方に来場いただき,共同研究についてご検討いただきました。ご来場いただいた皆様,イノベーション社会連携推進機構の皆様,ありがとうございました。

「情報モラル診断サービス」が第32回学習デジタル教材コンクールにおいて「奨励賞」を受賞

2016年6月25日 / お知らせ, 共同研究, 情報モラル教育

私の研究室と株式会社カスペルスキーとの共同研究の成果である「情報モラル診断サービス」が,公益財団法人学習ソフトウェア情報研究センターによる「第32回学習デジタル教材コンクール」において「奨励賞」を受賞しました。制作や運営に関わったカスペルスキーの皆様,NPO法人イーランチの皆様,(株)サンロフトの皆様,そしてご活用いただいている多くの学校の先生方に御礼申し上げます。

ぜひ,夏休み前に,子どもたちの利用状況を把握し,指導するために「情報モラル診断サービス」をご活用ください。

「情報モラル診断サービス」に教育委員会向け管理機能を提供

2016年6月25日 / お知らせ, 共同研究, 情報モラル教育

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私の研究室と株式会社カスペルスキーとの共同研究の成果である「情報モラル診断サービス」に教育委員会向け管理機能を追加しました。

教育委員会向け管理機能は、教育委員会が管轄する地域の小中学校における「情報モラル診断サービス」の結果を、集計・分析し一元管理を可能にします。地域全体のインターネット利用状況や知識レベル、モラルの習得状況やトラブルなどを把握したいというニーズに対応するために開発し、すでに2つの教育委員会で採用が決定しています。

診断結果はExcel形式のレポートとして出力することができ、地区全体の集計結果や学校ごとの学年別集計結果をグラフで表示し、全国平均と比較することで、管轄区域の状況を客観的に把握できます。またレポートは、行政機関や教育機関等への報告書類や、学校・保護者へのお便りなどへ活用することも可能です。

詳しくは,こちらのリリースを御覧ください。

カスペルスキーと静岡大学、小中学生の情報モラルに関する共同調査結果を発表

2016年5月25日 / お知らせ, 共同研究, 情報モラル教育

私の研究室と株式会社カスペルスキーとの共同研究の成果である「情報モラル診断サービス」に関する調査結果を公表しました。本サービスは,検定結果を元に教員が実情に沿った指導を行うことを目的に,両者が共同で開発・展開しており,全国の多くの小中学校でご活用いただいております。

本調査の結果、インターネットの利用頻度が高いほど情報モラル全般の知識が多いこと、小学生は情報モラル全般において知識の個人差が大きく、特に「セキュリティ」に関する知識に大きな差があることなどが明らかになりました。

また、都道府県別では、小学生は佐賀県、茨城県、中学生は栃木県、沖縄県、岡山県は、「セキュリティ」に関する知識の個人差が小さく、上位を占めました。上記の県は、文部科学省が昨年10月に発表した「平成26年度 学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」※2 においても「情報モラルなどを指導する能力」で上位となっています。

詳しくは,こちらのリリースを御覧ください。

NHK × LINE 「君が押さなきゃ誰が押す!」スタンプを無料配信開始

2016年3月20日 / お知らせ, 情報モラル教育

■ いじめをノックアウト × LINEスタンプ

私も出演させていただいたNHK Eテレ「いじめをノックアウトSP第6弾・第7弾」から生まれた,悪口などのトラブルを防止するLINEの“おたすけスタンプ”が,「君が押さなきゃ誰が押す!」という形で,LINEアプリ内スタンプショップにて無料で配信されました。

全国の中高生から集まった約3,000のスタンプから私も選考委員として選考させていただき,今回,8つのスタンプが配信されることになりました。
ぜひ,ご活用ください。

【コーポレート】NHK「いじめをノックアウト」と共同で場をなごませ、悪口が飛びかう空気を変える“おたすけスタンプ”「君が押さなきゃ誰が押す!」の配布を開始

LINEとの共同研究の成果が日本教育工学会論文誌に掲載

2016年2月3日 / お知らせ, 共同研究, 情報モラル教育

■トラブルにつながる行動の自覚を促す情報モラル授業の開発と評価

LINEとの共同研究の成果が,以下の論文誌に掲載されました。
ぜひ御覧ください。

酒井郷平,塩田真吾,江口清貴(2016)「トラブルにつながる行動の自覚を促す情報モラル授業の開発と評価―中学生のネットワークにおけるコミュニケーションに着目して-」,日本教育工学会論文誌39巻(Suppl.),pp89-92

静岡新聞でLINEとの共同研究が紹介

2015年12月18日 / お知らせ, 共同研究, 情報モラル教育

■LINEマナーに“切り札” 静大准教授と運営会社、カード教材開発(2015/12/18)

静岡新聞の記事はこちらから御覧ください。

その他,以下のサイトで共同研究の内容が詳しく紹介されています。
・ケータイ Watch LINE、青少年のネットリテラシー教育への取り組みを紹介
・週刊アスキー 「LINEいじめ」をなくすには? 今どきネットリテラシー教育をLINEが推進

LINEとの共同研究の成果「楽しいコミュニケーション」を考えよう!(第2弾)を配布開始

2015年12月8日 / お知らせ, 共同研究, 情報モラル教育

塩田研究室では,2014年度よりLINE株式会社と共同で,インターネットとの上手な付き合い方やコミュニケーション方法について“自ら考える”啓発教育を行うことを目的にした情報モラル教材の開発に関する研究を行っておりますが,この度,第2弾の教材が完成しましたので, 全国の教員向けに無料での配布を開始いたしました。

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以下,LINEのリリースより一部転載いたします。
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昨年、情報教育を専門とする、国立大学法人静岡大学教育学部准教授 塩田真吾氏を研究代表者として共同研究・開発した小中学生向け情報モラル教材「楽しいコミュニケーション」を考えよう!の第2弾です。自分と他人の“違い”にフォーカスをあて、これまで全国の小中学校で実施したワークショップ授業を通して得た知見・経験と、教職員からの意見、および当社が2014年10月~2015年3月に実施したアンケート結果をもとに、教材を再開発いたしました。

各教材は、問題を自覚させてネットの特性を考える「基礎」とトラブルが起きた場合の対応を考える「応用」の2つのパートで構成され、5枚のカードを用いてグループでディスカッションを行い、子どもたち自らがネットとの上手な付き合い方やネット上での適切なコミュニケーション方法を考える機会を創出する内容となっています。

―各教材のテーマ:

・基本編・・・「あたりまえ」の「ちがい」を考えよう

・悪口編・・・「ネットで悪口を言わない」を考えよう

・使いすぎ編・・・ 「ネットを使いすぎない」を考えよう

・写真編・・・「不適切な写真を公開しない」を考えよう

―教材の対象年齢:

・基本編:小学4〜6年生、中学生推奨

・悪口編:小学5〜6年生、中学生推奨

・使いすぎ編:小学5〜6年生、中学生推奨

・写真編:中学生、高校生推奨
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教材のダウンロードはこちらから。
なお,本教材のポイントをまとめましたので,ぜひご覧頂き,ご活用いただければ幸いです。

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悪口などのトラブルを防止するLINEの“おたすけスタンプ”募集中

2015年10月14日 / お知らせ, 情報モラル教育

私も出演させていただいたNHK「いじめをノックアウトスペシャル第6弾」から生まれた,悪口などのトラブルを防止するLINEの“おたすけスタンプ”企画が,実際にスタンプの募集を開始しました。(締め切りは2015年12月31日)

小学生,中学生および高校生からのアイデアをもとに,LINE株式会社がスタンプを作成し,2016年春ごろ無料で配信する予定です。
学校の先生による代理応募も可能ですので,たとえばクラスで考えたものを送っていただことも可能です。

詳しくは,「NHKいじめを考えるキャンペーン」ウェブサイト
(いじめをノックアウトスペシャル第6弾の動画も見ることができます)

カスペルスキーと静岡大学が共同開発、小中学生と保護者向け「ジュニアスマホ検定」の無償提供開始

2015年6月23日 / お知らせ, 共同研究, 情報モラル教育

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私の研究室と株式会社カスペルスキーとの共同研究の成果を公開いたしました。
共同で開発した「ジュニアスマホ検定」は,子どものインターネット利用時に必要な知識が確認でき,スマホを与えるタイミングの見極めや家庭でのルールづくりに役立つサービスです。
好評の「情報モラル診断サービス」は学校向け,「ジュニアスマホ検定」は家庭向けになります。
ぜひ多くのご家庭でご活用いただければ幸いです。
リリースはこちら

カスペルスキーと静岡大学が共同開発、 小中学校教員向け「情報モラル診断サービス」の無償提供開始

2015年5月19日 / お知らせ, 共同研究, 情報モラル教育

shindan_2015_ページ_1私の研究室と株式会社カスペルスキーとの共同研究の成果を公開いたしました。
共同で開発した「情報モラル診断サービス」では,これまでアンケート用紙などを使い手作業で行っていた子どもの情報モラルに関する実態調査を,子どもがPCやタブレット等で質問に答えるだけで,簡単に実態を把握することができるサービスです。
ぜひ多くの学校でご活用いただければ幸いです。
「情報モラル診断サービス」の申し込みはこちら
リリースはこちら

LINEとの共同研究の成果「小中学生向け情報モラル教材」を配布開始

2014年11月22日 / お知らせ, 共同研究, 情報モラル教育

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塩田研究室では,LINE株式会社と共同で,インターネットとの上手な付き合い方やコミュニケーション方法について“自ら考える”啓発教育を行うことを目的にした情報モラル教材の開発に関する研究を行っておりますが,この度,教材が完成しましたので, 全国の教員向けに無料での配布を開始いたしました。

以下,LINEのリリースより転載いたします。

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LINEでは、近年のインターネットやスマートフォンの急速な普及の中で、正しい知識を持たない若年層のトラブルが増えている背景を踏まえ、インターネットとの上手な付き合い方やコミュニケーション方法について“自ら考える”啓発教育を行うことを目的に、今年4月より教育工学や授業デザインを専門とする静岡大学教育学部学校教育講座講師 塩田真吾氏を研究代表者として小中学生向け情報モラル教材の共同開発を行ってまいりました。(参考URL: http://linecorp.com/press/2014/0521741 )

その後、5月より本教材を元に、佐賀県や岡山県などの小中学校でテスト授業を行い、実施した学校の教職員から得た授業に対する意見や改善点などをもとに教材のアップデートを繰り返した結果、現教材に対し教職員から一定の評価が得られたことから、この度、全国の小中学校で実施できるよう教材をパッケージ化し、希望する学校を対象に配布いたします。

提供する教材内容は、「あなたがクラスメイトから連絡があると『遅いな』と思うのは何時から?」や「あなたがクラスの友達に言われて「嫌だな」と感じるのはどれ?」といった議題に関して、あらかじめ子ども一人一人に配布された5枚セットのカードを使いながらディスカッションするなど、子どもたち自らインターネットとの上手な付き合い方や適切なコミュニケーション方法を考える機会を創出する内容となっています。また、教材パッケージが届いてすぐに教職員の方々が使えるよう、指導者用のガイドブックもパッケージに付属しております。

<教材パッケージ内容>
1.『「楽しいコミュニケーション」を考えよう!』スライド教材
2.カード
3.ワークシート
4.指導者用ガイドブック

なお、教材の申し込みは本日よりオープンした特設ページ( http://line.me/safety/ja/workshop.html )から可能となっており、また、各学校でご要望があればLINE株式会社の社員によるデモンストレーション授業も実施いたします。

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ぜひ,全国の先生方にご活用いただき,多くの子どもたちがネット上でのコミュニケーションについて考えるきっかけになることを願っています。

教材の申し込みはこちらから。

(社)プロフェッショナルをすべての学校に

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